このサイトは塾の経営、講師として37年子供たち、保護者の方と関わってきた、さとちゃん先生が子育てについてさまざまな発信をしていきます。
運営者のさとちゃん先生は学習塾を経営している傍ら、子育てもしてきました。子供たちはもうすでに成人しそれぞれの人生を歩んでおります。
長女・長男・次男と個性豊かな子供たちを育てさせていただき、うまくいかなかったこと良かったことさまざまあります。
男の子にはもう本当に泣かされる思い、泣いてばかり・・・そんなこともあり。
子育てしながらの仕事の大変さ、子育ての大切さがわかるからこそ、仕事と子育ての間で葛藤することもありました。
そんな忙しくても子育ても仕事も頑張りたい、家族を大切にしたいそんなママたちの力になれたら嬉しいな!
私の塾での経験と子育ての経験が少しでも役にたって貰えたら、そんな思いでこのサイトを配信しています。
子どもたちに関わって心に残っている事
私の塾には、様々なお子さんがおみえになります。
もちろん学校の勉強がよくできるようになりたい、そんな思いがほとんどです。
20年くらい前からまだ発達障害という言葉が周知されていない頃から、発達障害の子どもたちの勉強を見ることが多くなりました。
普通に教えていただけではなかなかできるようになりません。
この子達にどう教えたらよいかどんな教材が良いのか試行錯誤の日々でした。
今でも子どもにどうしてあげるのが良いか勉強中ではあります。
実際にあった例ですが
3年生の秋でありながら繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算が指を使わなくてはわからない子。
割り算の筆算をする時、答えを立てる場所がわからない、答えの出し方がわからない子など
ちょっとコツを教えてあげる、やりやすい方法を教えてあげる、子どもの能力に合わせて説明や方法を教えてあげることでほとんどの子どもたちが数回の授業でできるようになります。
テストもだいたい60点くらいだった子どもがほとんどの子どもたちが90点以上取るようになります。
心に残っている生徒さんのエピソードを1つ紹介します。
上記で述べた、3年の秋に来て筆算ができず指を使うお子さんについて少し。
その子は3ヶ月後には、掛け算、割り算、もちろん足し算、引き算すべてできるようになりました。
その子は知能指数70という普通学級と支援学級のギリギリのラインにいたお子さんでした。
お母様がどうしても普通学級で行けるところまで行きたいということで、子どもの勉強にトコトンつき合ってくれました。教え方がわからない時は、お迎えの時に私に聞いて帰っていました。
そのおかげでテストも90点台をとるようになりました。しかし中学に入ると試験範囲が広くなかなか点を取ることができませんでしたが、基本問題だけ確実にとるよう頑張らせました。
中学の先生は専門高校に行くように勧められましたが、「頑張って普通科に行こうよ、大丈夫!」と私は励まし指導してきました。
頑張ったので、私立の普通科の高校に合格し入学することができました。
彼とお母様そして学校の先生、彼の周りのすべての人のお陰で今年大学に入学することができました。
「先生のお陰で本当にありがとうございました。先生との出会いが無かったらどうなっていたか本当に感謝しかないです。」という言葉をいただき私自身喜びと感謝の思いでいっぱいです。
私は勉強のできない子をできるようにすることに、テンションがあがります。
支援級の生徒さんを普通級にしたこともあります。
中学受験を4ヶ月で第一志望の学校に合格させました。
困難があるほど燃えちゃいます!
今でも問題を抱えた子どもたちがひっきりなしに塾にきます。
そして笑顔で卒業していきます。
私が求められる限りこの仕事を頑張って続けていきます。