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家庭で育まれる力

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私は塾の講師をして30年になります。

特に幼児小学生の勉強を見ることが多くあります。

その中で様々な子供を見てきました。

そこで感じていることは、小学校に上がる前にもうすでに学力差が大きいこと。

適切な時期に適切な環境なり、かかわりをしないと後で挽回することはとても苦労がするということです。

もちろん塾ですからそれなりに成績を上げるようにがんばります。

しかし、「思考力」「柔軟性」「論理性」「読書力」「粘り強さ」「音感」「楽しむ力」「スピード感」など勉強の土台となる力を劇的に変えることはできません。

正直難しく簡単ではありません。

なぜなら、これらの力は「家庭」で長い時間かけて育まれるものだからです。

同じように勉強してもこれらの力を持っている子は成績の伸びも大きく結果も早く出ます。

子供の学力を決定する要素は、学校や塾もあると思いますが一番大きな要素は「家庭」です。

家庭内での環境こそが子供の学力を決定するのです。

だから、「子供は自然に育つから」と放任することや、塾や学校に任せっきりにすることもは可能性を潰してしまうことになってしまいます。

家庭の環境を整え子供の学ぶ力を可能な限り引き出してあげることが親としての責任ではないでしょうか。

この記事を書いた人

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さとちゃん先生

23歳の時から塾の講師・塾経営者として37年になります。たくさんの子供達を指導してきました。4ヶ月で中学受験の第一志望校に合格、支援級の子供を普通級にした経験があります。近頃では発達障害の子供達の指導もしています。自身の3人の子育ても終え、子育てと仕事の両立に頑張るママたちの応援団でありたいと思っています。

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